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令和5年「青梅だるま市」開催

青梅で開かれていた「青梅の市」の名残を伝える「青梅だるま市」。「青梅の市」は、文禄5年(1596年)頃に始まった六斎市(毎月六回の二日と七日の日に青梅街道で織物を主とした物々交換の市)や、嘉吉元年(1441年)頃に開かれた市とも言われている。

産業の中心であった養蚕の繁栄を祈って「まゆ玉」と言う米粉をまゆの形に団子にしたものを、つげの木(通称ダンゴの木)にいくつも付けたものが売られていた。約180年前ごろより縁起物として「だるま」も売られるようになり、昭和20年代終わり頃より「まゆ玉」はいつのまにか姿を消し、露店とともに「だるま」だけが残り、今に続いている。

年のはじめの12日を楽しみに、今では家族連れで青梅市内外から露店の風物詩を楽しみながら、縁起物の「だるま」を買い求める大勢の人々でにぎわいを見せている。

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