散策レポート:多摩湖畔・狭山湖畔と周辺の自然・歴史めぐり

2018年6月12日 (街歩き 心の風景)

 本年の「西多摩と周辺の自然と歴史を巡る旅」新規コース第2弾は「多摩湖畔・狭山湖畔と周辺の自然・歴史めぐり」。4月2日と4日に開催した。全国的に早い桜開花の中、本散策の桜も全体としてはピーク過ぎではあったが、場所や種類によっては、ちょうど見頃のものも多く、春の散策を楽しめた。狭山公園のソメイヨシノは2日は満開。多摩湖自転車道のオオシマザクラ、東村山中央公園のサトザクラなど見頃で楽しめた。
 今回のコースは東京の上水道の歴史の要にあたる場所で、大正13年に羽村取水堰・村山貯水池・境浄水場を結ぶ導水路が完成。その後、山口貯水池、東村山浄水場、小平監視所、小作取水堰が建設。それらを結ぶ導水管が埋まった道の多くは、どこまでも続く真直ぐな遊歩道として知られている。村山貯水池は宅部川、山口貯水池は柳瀬川の上流域の谷戸をダム化したもので、現在もダムの余水吐きがそれらの源流となっている。東村山浄水場は多摩川各所からの原水に加え荒川・利根川水系の原水も集まる場所....。
 狭山不動尊にある3つの重要文化財の門は、徳川家菩提寺である芝増上寺にあった2代将軍秀忠と正室の霊廟のもので、大戦時の空襲に焼け残った。西武グループが土地を取得し、ホテル建設に際し当地に移設したもの。各大名が寄進した1000体に上る灯篭も当地に一時運ばれ、関東のあちこちの寺に引き取られている。何故ここに増上寺と記された石灯篭があるのだろうと、不思議に思っていた参加者も多い....。
 このようなこの地の歴史も楽しみながら、初夏のような一日の散策を楽しんだ。

狭山公園(ソメイヨシノ)

狭山公園(ソメイヨシノ)

多摩湖自転車道(オオシマザクラ)

多摩湖自転車道(オオシマザクラ)

東村山中央公園(サトザクラ)

東村山中央公園(サトザクラ)

多摩湖・狭山湖散策コース

多摩湖・狭山湖散策コース