散策レポート:高尾梅郷と旧甲州街道の自然・歴史めぐり

2018年4月12日 (街歩き 心の風景)

 本年の「西多摩と周辺の自然と歴史を巡る旅」新規コース第1弾は「高尾梅郷と旧甲州街道の自然・歴史めぐり」。3月12日と14日に開催した。両日とも暖かな天気で、梅もまさに見頃。参加者一同、梅薫る長閑な里山散策を楽しんだ。
 荒井梅林付近は「撮り鉄」人気の場所。遠くに天神梅林を望む。その梅の里の中を丁度、あずさが通過した。関所梅林はサンシュも美しい。参加者は、他にはあまりない景色、と楽しんでいた。遊歩道梅林は大きな古木が並ぶ。川の土手に続く梅並木は珍しい、との参加者の声があった。
 高尾梅郷がある裏高尾は、江戸時代、甲州街道が通った場所。小仏関所跡はじめ街道の面影が点在する。蛇滝口はかつて高尾山へのメインの道であった。そこにかつての旅籠屋「ふじや新兵衛」が残る。ここで噴き出す湧水が、街道に沿って用水として流れている。小仏関所(駒木野関所)は元は小仏峠付近にあった。北条氏照が設置したもので、後に駒木野に移された。JRとクロスする両界橋は駒木野宿の入口に当たる。ふたつの村の境界であるのが名前の由来。そのそばにかつての景勝地「獅子ケ淵」があり、花屋旅館が残る。中里介山の大菩薩峠にも登場する旅館で、介山はここで「隣人学園」を開いていた。獅子ケ淵からは現在も用水が取水されている。かつて甲州街道に沿って八王子宿まで流れていたといわれる....。
 このようなこの地の歴史を楽しみながら、旧甲州街道歴史散策を、梅と合わせて楽しんだ。

荒井梅林

荒井梅林

関所梅林

関所梅林

遊歩道梅林

遊歩道梅林

旧甲州街道

旧甲州街道

高尾梅郷・旧甲州街道散策

高尾梅郷・旧甲州街道散策