西多摩の梅と桃の名所

2017年2月22日 (花ごよみ)

●境内を包む梅の香り(福生神明社、福生市)
 梅の名所として知られる福生駅北西の福生神明社。境内全体が多種類の梅で彩られる。例年、野点(のだて)も行われ、花見客で賑わう。駅から近いので、西多摩で最も気軽に足を運べる梅見場所のひとつ。2月下旬から3月初めが例年の見頃。

福生神明社

福生神明社


●霞のようにたなびく境内の梅(徳雲院、あきる野市)
 檜原街道を十里木の信号で離れ、養沢川に沿った道を北上すると、ほどなく左手の谷合に座禅会で知られる徳雲院が見えてくる。広い境内や周辺は100本を超える梅林になっており、早春には白やピンクが霞のようにたなびき、梅の香に包まれる。3月中旬から4月初めが例年の見頃。
徳雲院

徳雲院


●小高い丘をピンクに染める花桃(安楽寺、青梅市)
 3月下旬に、見晴らしの良い小高い丘が花桃のピンクで覆われる。青梅市成木にある真言宗のお寺、安楽寺だ。丘を越えると飯能市。埼玉県との境にある自然豊かな場所にある、広い境域を持つお寺だ。昔から「成木の軍荼利(ぐんだり)さん」と呼ばれてきたお寺で、鎌倉時代前期以前の作と考えられている「軍荼利明王像」が安置されている。行基の作という伝えがあり、地名「成木」の由来という説もある仏像で、年に一度、8月14日に開帳される。
 本堂前の大スギ(都天然記念物)も見応えがある。安楽寺へは、東青梅駅から、小曽木循環バスで、成木一丁目自治会館前下車。
安楽寺

安楽寺