埼玉県最古の重文建築の公開-福徳寺阿弥陀堂(11月14日、飯能市)

2016年11月7日 (西多摩 歳時記)

 飯能市唯一の国指定重要文化財建造物が11月14日に公開される。西武池袋線東吾野駅から徒歩15分程の北方にある福徳寺阿弥陀堂。様式から、鎌倉時代の建物と考えられている。藤原時代の流れを踏襲した関東でも少ない美しい姿の和様木造建築である。埼玉県に現存する建物の中で最古のものとされる。内陣の須弥壇と来迎壁廻りは室町時代、檜白木造りの厨子は桃山時代前後のものと考えられている。 
 厨子には鉄造阿弥陀三尊立像が安置されている。鎌倉時代の仏像で、三尊揃っているのは珍しいといわれる。形式は善光寺式三尊像。
 福徳寺阿弥陀堂は、柵越しではあるが、いつでもその美しい姿をみることができる。また、例年4月15、7月16日、11月14日の年3回、開扉される。但し、開扉は10時から12時ころまでの短時間。福徳寺は無住の寺である。

福徳寺阿弥陀堂

福徳寺阿弥陀堂